トップページ > 金光味噌について
からだ想いのみそ作り
明治5年の創業から、140年以上の歴史の中で大切にしてきたことがあります。それは健康に配慮したみそ作りです。
みそ作りは素材選びに始まります。そして、加工については、仕込みはもちろんですが麹作りも自社で行い、伝来のみそ作りを守り続けています。それにとどまらず、新しいことにも挑戦してきました。有機素材を使用した味噌作りや、毎日発酵食を手軽に摂ることができるような新しいみそ加工品を開発してきました。
それはすべて、理念「安全で安心できる味噌を誠意持って製造し、消費者の健康に寄与する」このことを行動に移しているだけです。
品質保証
認証について
有機無農薬の素材を使用した味噌については、昭和57年(1982年)より生産を手がけています。さらには、2000年の有機JAS認証を最初に認定を受けるなど、金光味噌は有機素材による味噌作りの先頭に立ってきました。現在では、日本のみならず、海外各国の認証を取得して、日本を代表する健康食、味噌文化を多くの国々に発信しています。
取り組みについて
有機認証の取得に関わり、有機素材とそれ以外の素材をきちんと分けて管理を行っています。具体的には有機素材専用の倉庫を設け徹底した他の素材の混入防止に努めています。
有機素材について
味噌の原材料は大豆、米、大麦、塩という、とてもシンプルな素材により作られています。そのため、素材選びも慎重に行わざるを得ません。からだ想いの素材選びをご紹介します。
植物の生育に欠かせない窒素を大豆に供給する根粒菌が豊富な土地で栽培された栄養豊富な大豆を使用しています。そのため、化学肥料に頼らず、栄養分豊富な素材になっています。
麹菌に仕上げるお米は、でんぷん質が多めの粘り気があって甘いものを使用。その中でも遺伝子組換えを行っていない原種に近いものです。
シママースを使用しています。海水からつくられた塩なので、ミネラル分豊富でほのかに甘みがあります。
創業明治5年、金光味噌の歩み
金光味噌は創業の明治時代以降、日本の近代化とともに歩んできました。戦後は食の西洋化の一方で、日本の健康食として味噌が見直される中で、金光味噌は先んじて素材の吟味とともに、有機認証取得を行ってきました。
1872年 | 金光房太郎 分家して三谷屋を創設 金光商店として味噌。醤油の商いを始める。 |
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1951年 | 1月23日 金光味噌株式会社設立 金光弥之助社長就任 |
1966年 | 金光味噌出口工場火災→全焼。同年に新工場建設 |
1979年 | 9月 邦彦社長に就任 |
1982年 | Organic 認定OCIA 取得 |
1987年 | 海外からの見学者相次ぐ |
1989年 | Organic 認定OCIA 取得 |
1995年 | 漢方薬局 薬膳薬局開設 |
1999年 | どっちの料理ショーにて紹介 |
2007年 | 府中味噌ブランド申請 経済産業省地域資源活用事業認定、府中味噌組合協同組合設立、金光邦彦(当時社長)理事長就任 |
2008年 | 有機FDみそ海外向け開発,「畑の肉味噌」 アイスジェラードなど開発 |
2009年 | 広島県味噌(協)理事長、全国味噌理事(5月)就任。畑の肉みそ3種開発。 ドイツ、アメリカの自然食品展示会に出展(2,3月)、円盤製麹機械導入(10月) |
2010年 | 畑の肉味噌シリーズ、ドレッシング開発、ラー油味噌などブーム。地域資源補助事業。 アメリカのNatural Foods博、シンガポールの展示会に出展。 |
2011年 | 柚みちょドレッシング、ゴマみちょドレッシング発売、塩麹瓶入り開発(11月)、地域資源補助事業。 アメリカのNatural Foods博に派遣、ドイツのBioFach、シンガポール、台湾、韓国、香港展示会に出展 |
2012年 | 自動ラベラー購入。出口工場1階床修理、梅みちょドレッシング発売 BIO Fach、韓国テジュでの展示会、香港展示会などに出展 |
2013年 | 有機醤油麹発売。 フランス・リヨンでの展示会、BIO Fach展示会に出展。 金光康一、社長に就任 |